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笹倉鉄平最新作『セント・ステファンズ公園』、作家コメント

2014.01.11 02:35|未分類
笹倉鉄平最新作『セント・ステファンズ公園』の作品コメントが発表されました

2014年2月中旬リリース〈予定〉  
絵柄サイズ:33.0×80.0cm  
キャンバス・ジクレー

『セント・ステファンズ公園』


ダブリンは、滞在中ずっと厚い雲に覆われていた。

かの歴史ある名門大学トリニティ・カレッジから、
目貫通りのグラフトン・ストリートを暫く行ったその先に、
地元市民の憩いの場である公園があると聞いてやって来た。

年月を経た樹木が茂って豊かな緑にあふれ、
池には様々な種類の水鳥たちが遊ぶ・・・
その平和な雰囲気は、すぐ外側に広がる街の喧騒を忘れさせた。

もしも、今ここに陽が差せば、さぞ美しい風景だろうと思ったが、
この曇天では・・・と、後ろ髪を引かれながらも、公園を後にした。
もと来た道を暫く歩いていると、突然、雲が割れて陽が差してきたので、
慌ててもう一度公園へと引き返した・・・
すると、そこは目映い光あふれる別世界に変わっていた。

木々を縫って斜めに差す陽光が水面に反射して、
池畔にあったガゼボの白い天井を、光の波が照らす。
その時、赤ん坊を抱いた女性が、ふわりとその光の光景に入ってきて、
水面では、一羽の水鳥が水しぶきを上げながら飛び立った―――

想像を超えた光のマジックが、偶然に見せてくれた一連のシーンは、
まるでスローモーションのようになって、今もはっきり目に浮かぶ。

笹倉 鉄平

笹倉鉄平作品専門画廊『元町コンフォートギャラリー』

笹倉鉄平『セントステファンズ公園』
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